八方ふさがり

2004年より米国留学、2011年よりニューヨークで店舗経営をしているものです。 コロナを機にブログ再開。

いかん、ちょっと不眠症気味。くだらん悩みが消えない。


さて、iPhone4Sの使用感についてですが、もう様々なサイトで書かれていると思うので、二点ほどに内容を絞って。

iOS5になって様々な機能が増えましたが、4Sならではということで噂の(人工知能?の)SIRIなのですが、

どうやら間違って聞き取られることが多々あり、あーネイティブの発音じゃないとダメなのかなと思っていたところ、友達のアメリカ人が試しても2割くらいは正確に聞きとってもらえず、「あーこういう精度」なんだという感じ。しかしそれでもかなり便利。このままもっと精度が上がったら凄いことになりますね。

SIRIは置いておくとしても、スマートフォンのお陰で英語のメールはほとんど音声入力になりました。かなり便利。
スマートフォンの小さいキーボードは慣れないと間違えてタイプしたり大変ですが、これのお陰でメールを書くスピードが数倍速くなりました。当然話す方がPCのキーボードをタイプするよりもさらに早いので、PCに向かっている時でもたまにスマートフォンでメールを返したりしています。

これで来年に日本語版も出たら、ブログはスマートフォンの音声入力で書けるな。


もう一点は、文字の大きさについて。

僕は毎日ニュースや他人のブログをRSSを通して大体150件くらい目を通しています。以前はPCやiPadのような大きなスクリーンは文字が読みやすくていいなと思っていたのですが、 今回、意外とiPhoneがこのRSSに関しては使い勝手がいいなということに気づきました。

なぜかというと、速読をする人は分かると思いますが、スクリーンが小さいおかげで、

『一目で全体が視野に入れられる』

もっというと、

眼球を左右に動かさずに上下に動かすだけで済むため、眼球の動きが少なくて済む

ので読む速度がアップするのです。

いや、iPadの画面でも一気に全体を視野に入れられる人はさらなる速読者だと思いますが、僕はそこまで視野が広くないのでiPhoneの画面くらいがちょうどいいです。

ただし、以前として読書や書類はiPadでないとダメなんですよねぇ。iPhoneで読もうとしたら5分でギブアップ。なんだか読んでいる気がしない。

まぁ日々の雑多なニュースと、(自ら内容を選択している)読書では根本的に情報の種類が違うから、無意識のうちに自分への取り入れ方が変わっているのかもしれません。


とあーだこーだ上に書いていてふと思って今PCのブラウザの文字を小さくしてみた。

あ、これいいね。同じ時間で脳に取得できる情報量が一気に増えた。なんでこんなことに気づかなかったんだろう。

あーでもあまりに小さくするとリンクをクリックしにくいなぁ。 

ちょっと前の話になりますが、iPhone 4Sを発売日に買ってきました。

ちょうど前のLGの携帯が二年契約を終了したところで、かつ最近はタッチパネルがおかしくなっていた&勝手に電話をかけたりするという面倒な不具合が起きていたところなので、購入予定ではあったのですが、どうせ一ヶ月は大混雑で買えないだろうと思って諦めていたところ、意外とあっさり。

朝11時頃に携帯キャリアーのVerizonの店に行くと一時間半待ちと言われ、そんな暇は無かったため諦めていたのですが、その後たまたま5番街のアップルストアー近くで 用事があり夜7時くらいに近くを通ると長蛇の列が見えたので係員に聞いてみると40分待ちとのこと。意外と短いなと思い、その日の用事は全て終えていたので待つことに。

遅ればせながらスマートフォンデビューです。

会社の宣伝広告にQRコードを作成し入れているくせに、実は経営している僕ら二人ともスマートフォンを持っていないという情けない状態だったので(友達のものを借りてテストしていた)、まぁ客のメールが外出先で見れないというのが何よりも致命傷ですし、経費でビジネスパートナーの分も含めiPhoneを二台買ってしまうことに。

僕は昔iPod touch(3rd)を3年ほど使っていましたし、iPadは日々手放せないくらい使っているのでアプリは多く持っていたのでアンドロイドに挑戦する気は無かったですね。PCはWindowsなので、信者ではないです(笑)

ちなみに、アップルストアーで買う場合はSS No.(ソーシャルセキュリティー番号)が必要でした。
僕は自分の番号を覚えていなかったため、いちいち自宅まで戻って確認するという作業が必要でした。まぁアップルストアーは24時間開いているし、戻って来たときは列に並ばなくて済んだのでよかったですがめんどかったですね。

それにしても、並んでいる人の半分以上は中国人の方々。しかも大半が50代以上でとてもiPhoneユーザーとは思えない。係員に「何色のどのiPhoneが欲しいのか」と聞かれても、なんだかよく分かっていないのか話が噛み合っていない。というか、英語が全く話せない様子。

彼らは明らかに転売目的で並んでいましたね。または、中国系の業者に雇われたバイトさん達だと思われます。購入は一人二台までとなっているため、人海戦術でしょうか。でも、キャリアーとの契約はどう解除するのかな?契約無しで$700くらいで買うのかな???よく分からん。

さてさてニューヨークに戻ってきて息つく間もなく動き始めております。

格差反対デモは大丈夫か?と聞かれましたが、まぁ正直ごく一部の人が集まって野外パーティーをやっているようなもので、一般人の生活には何も影響はありません。

なんだか世界中に広がっているようですが、抗議したところで何かウォールストリートの金融マンが変わるわけでもなし。

周りの同僚が次々と一瞬でクビになっていく中、彼らは彼らで目の前のPCスクリーンの数字を追うことで一生懸命で、抗議よりよっぽど上司の方が怖い。

問題は先進国内の富の分配ではなく、もはや世界全体の富の分配であって、一国の銀行とか政府がいいとか悪いとかそんなものをとっくに越えたところに根源があるわけで、ようは、今さらですが、そういう時代になってしまったんでしょうね。

少なくともすぐ側で必死にがむしゃらに勉強している中国人やインド人を見かけることができるニューヨーカーがこんなことも気づかないとは思えないのですが。

そんなパーティーに参加している暇があったら、僕は一冊でも多く本を読みたいと思います。

ひとまずアメリカ人は今までいっぱい脂肪を溜めたんだから(貧乏な人ほど太っているこの国はおかしいよ、やっぱり)、その脂肪をこれからは発展途上国の方々に分配しなきゃね。

彼らがポテトチップとコーラを買うために作った借金は、諸外国の労働者が肩代わりしてきたのです。アメリカという先進国で産まれ育ったということ自体が世界から見ればトップ数%の幸運であったということを忘れてはいけない。

そして、もうその幸運も長くは続かない。

過去何百年と欧米によって搾取しされ続けてきた国々のキャッチアップはすごい。
それを阻止しようと一生懸命各地に爆弾を落として支配下に置こうとしていますが、どれも上手くいってませんよね。

ま、それにしても、人口は世界的に増えているのに仕事はオートメーション化され増えません。この抗議は、何か数十年内に『労働』という定義に起きる大きな変化の前触れなんだろうなと思っています。

最終日は、新婚ほやほやの友達と、東京ビッグサイトで行われたコーヒーイベント、scaj 2011に行ってきました。

日本最大のスペシャルティコーヒーイベントだとさ。

サイトはこれね。
http://www.scaj2011.jp/

後援は外務省ね。

入り口はこんな感じ。

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んで、中はこんな感じなわけだ。

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とにかく各社ブースで濃いコーヒーを試飲しないといけないわけだが、元々僕はコーヒーは飲めないお子ちゃまなのでつらい。コーヒーを飲むと動悸が早くなって気分が悪くなるんですわ。

食事の好き嫌いは全く無し、なんでもおいしく食べれる、どんな国に行っても何でも食える、腹も壊さないなどなど食は楽しんでいる方だとは思うが、

アルコールとコーヒー

の二つだけはどうしてもダメ。アルコールは数滴でもう気持ち悪くなる筋金入りの弱さであり、コーヒーはそこまでひどくはないがコップ一杯飲んだらその後一時間は気分が悪くなる。

カフェインが問題かというとそういうわけでもない。お茶は大好きでどんな種類でもガブガブ飲める。

まぁそんな奴がコーヒーのイベントに自ら志願して行き、思ったとおり嫌というほど飲まされお腹も頭もいっぱいっぱいになったわけであります。

あ、なんだか色々とイベントやらなんやらあったんだけど、写真撮り忘れたー。

ということで、ここらで終わり。

《備忘録》
コーヒーって中米とか一部のアフリカの国と関係を保つのに重要なアイテム。
日本人って世界有数の相当なコーヒー好き。
でもコーヒーメーカーの大半はヨーロッパ製。


あ、以下追加。

一応記憶に一番残っているのが、コーヒーをサイフォンと呼ばれる器具で抽出する方法。
説明するのがめんどいので、興味のある方は以下Wikiを見てくだされ。

コーヒーサイフォン -Wikipedia

あと、僕のブログは意外なのだがどうやら女性の読者の方が多いようだと最近気づいてきたので
(女性の方が留学に興味があるからだと思われる)、最後に彼女たちのために特典映像を提供しようと思う。

ハリオのブースでの同社サイフォンの実演販売の様子。イケメンが慣れた手付きでサイフォンを扱い、ささっとコーヒーを入れる姿に惚れること間違いなし。

これは昨年の動画のようだが、今年も彼が全く同じことをやっていた。サイフォンは味ももちろんだが、コーヒーを淹れる過程、すなわち見た目も楽しめるのがまた良い。ということはイケメンがやらないと全く意味が無い。



え?そこまでかっこよくない?
いやいや、実物はかなりハンサムでしたよ。背も高いし。

じゃ、明日ニューヨークに帰ります。

この一日余分だったかも。

50食連続記録達成後、もうしばらくカレーなど見たくも無いと思ったいたのだが、ふと合間に立ち寄った吉野家でなぜかついつい注文してしまったのが牛丼カレー。

あれだけカレーを食べると(しかも同じメーカーのルウ)、かえって『他のカレーってどんな味がするんだろう?』と思ってしまうものである。

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いや、やっぱりプロのカレーは旨いね。


もう一箇所。吉祥寺にあるカレー屋 - momo curry。10年来の友達と食事。

ということで当然だが、またカレーを食べることに。

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また旨い。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


断っておくが、僕は別にそこまでカレーが大好きというわけではない。世の中に無数にある食の一つに過ぎない。にも関わらずカレーとの接点はなぜだか多い。

昔長年付き合った彼女はまだ個人のウェブサイトなど珍しかった時代にカレーの食べ歩きサイトを作っていたし、その次の彼女に至ってはカレー店の経営者だった。。。

そういえば、最近インド人女性に惹かれることが多い。インド人に絞って彼女を探してみようか。。。


自由が丘に立ち寄る。
ここ数年で随分きれいに、さらにお洒落になった気がする。

沖縄の物産を扱う期間限定店舗を発見。
最近沖縄出身の方と仕事をすることが多いし、何かお土産を買って帰ろう。

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ゴーヤー茶を買ってみた。肥満の米国人に飲ませてあげたい。

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某大学教授と赤坂の全日空ホテル待ち合わせ。

彼が数週間前にオンライン上に書いた記事が自分の意見にぴったりだったため直接メールを送ったところ、会って下さるとのこと。さすがにどこの誰かも分からない奴とは会ってくれないだろうと思ったが、何でもやってみるもんだ。

おもしろい話をたくさん聞けたと思う。


その帰り。日本橋まで歩いた。

橋の真ん中でふと川の方を覗き込んだ時に、突然ガクっときた。

川の方にすーっと吸い込まれそうになってすかさずまずいと思って急いで橋を渡り切り、その先にあるスタバのベンチで一時間ほど自分を落ち着かせる。

東京は疲れる。。よくこんなところに20年近くもいたものだ。
早くNYに戻って逆に自分を追い込まないと頭がおかしくなる。

子豚を三匹連れている人がいた。ちょっと臭かった。

友達と鎌倉に行くことになった。

人間関係というものは前進したり後退したりするからおもしろい。もちろん最終的には安定に辿り着くのが気持ち良いに決まっているのだが、あえてそれを壊したりして、不安定なものを捜し求めたりするのがちょっとした快感になっていて自分で変態なんじゃないかと思うことがある。おかげで取り返しのつかないひどい目にも何度か遭っている。でも懲りないようだ。いや、懲りたけど忘れた。アホというよりただ暇なだけなのかもしれない。


報国寺 − 竹林

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茶屋で一服

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抹茶 

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江ノ島。ちょっと残念な造り。

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でも富士山が見えたから良しとしよう。

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一日付き合ってくれてありがとう。

今頃になって一人満足感に浸っている自分はやはり変態だと思う。

やっぱり帰国したら真っ先に行くところと言ったら、歯医者。

アメリカでは保険が無いので、虫歯一個で数万円の治療費を払わないといけない。数本治すくらいだったら、日本まで帰ってきた方が安いのではと思うくらい。

とのことで行きつけの歯医者へ。もう親から紹介されて10年以上お世話になっている歯医者さんなのだが、親がここを選んだ理由というのが、

『助手の女性が若くない / 化粧が濃くない /  もっと言ってしまうと、そこまで美人過ぎない』

というのを聞いて、全く根拠はないのだが無性に納得。
確かに、歯科助手の女性って若くて美人な方が多い気がするし、変に美人ばかりだと医者の腕を疑ってしまう、、、なんでだろう。


ドイツ銀行のアナリストと昼飯。

死ぬほど働いているね、こいつ。というか人間の生活をしていないね。
同僚にはストレスだかなんだかで下半身が動かなくなってやむなく退社した人がいるらしい。金融マンって大変だなぁ。

そういえば他社の話だが、働き過ぎである時ついに涙が止まらなくなった人がいると聞いたことがある。別に悲しいとかじゃなくて、涙がなぜだか止まらないらしい。あまりのストレスで体が正しく機能しなくなったんでしょう。あー怖い。

ところでこの外資系バンカー、イケメン・高身長(180以上あり)・高学歴と揃いに揃った男なのだが、こんな生活なので出会いがないとのこと。どなたか興味のある方はまず僕にご連絡を。キューピット役は結構得意ですので。


夜は起業家の方とお食事。
ブログを通して出会った仲。様々なアドバイスをもらった。

既に事業に成功されていて悠々自適な生活を送れる様子なのだが、会社は部下に任せ、自分はシンガポールに単身乗り込み裸一貫ゼロからまた新規ビジネスを立ち上げるとか。

とにかく底抜けに明るい方。よく話すしよく笑う。また、男同士のいやらしい話(笑)も当然するのだが、その合間合間に重要なポイントをきちんと入れてくれる。

特に印象に残っているのがビジネスを立ち上げた当初の頃の話。31歳で事業を始めてから三年はつらかったと。お陰で離婚もし、それでもがんばり続け成功を勝ち取ったと。こんな話でさえニコニコしながら笑いながら話していらっしゃったが、ふと

「(母方に親権のある)娘と一週間に一度だけ会えるのが楽しみ」

とおっしゃった時の寂しそうというか、複雑そうな表情がなんとも、、、、、全てを語っていた。決して甘くはない世界なんだと。

数々の経験談、大変参考になりました。もう少し成長したら、また新たなアドバイスをもらいに行かせて頂きます。


それにしても、東京はまぶしい。目が痛くなる。
節電とかそこら中に書いてあるが、元々が明る過ぎなんじゃないか。



ちょっと更新が遅れています。書きたいトピックは無限大にあるのでなんとか巻き返したいのですが。


今日は当ブログを通して出会ったとあるブロガーの方と麻布のおしゃれなカフェ 
eatmoregreensでブランチ。

初めてお会いする方ということで多少緊張したせいか、また若い女性は苦手ということもあり、なんだかのっけからマシンガントークになってしまい、大半を僕が話していたような気がして、大変申し訳なかったです。

この日のブランチ後の彼女のブログには僕のことを褒める言葉ばかりが並べられていてかなり恥ずかしいです。ということで僕もこの場で同様に返そうかと思ったわけですが、

まず僕はアホなのかどうしても初めにこういうことを書いてしまう自分が正直すぎるというかむしろ情けなくもあるのですが、

「あ、この女性は外国でめちゃくちゃモテるぞ」

というのがお会いした時の第一印象でした、、、ええ、そういう雰囲気を大変にお持ちの方でした。
(実際、最近外国人にナンパされたとブログに書かれておりました。。やっぱり当たってた!)

うーん、、あんなに褒めてもらったのに、なんてチープな返し方なんだ。。。申し訳なくて涙が出そう。

いやね、お話自体は大変おもしろく、しばらく食事を食べるのも忘れて数時間話し込んでしまったわけなんですよ。しっかりとした目標をお持ちで、そこに向かうには今の自分に何が必要でそして何をやるべきか、またその後もどうやって生きて生きたいかということが明確で、人生をステップ毎にきちんと分けてその道を一歩一歩着実に進んでいらっしゃる方でした。僕はしっかり考えずにその場その場で思ったことをやってしまうがゆえに色々と失敗もしてきたので、そういう方のお話を聞くと大変参考になります。

また、僕の一方的な話を冷静にしっかり聞いた上で的確に返答してくださり、さすが元外資系金融マン、優秀な方だなぁと感じましたし。ただ、日々英語の勉強で相当疲れていらっしゃる様子でしたね。

この状態、僕も大いに経験したのでよく分かります。
正直に言って、GMATやTOEFLといった勉強はかなりつらいです。当時付き合っていた彼女には精神的に随分と助けてもらいました。そのことは今でも感謝してもし切れません。

無駄だなぁと思うことも多いです。ただひたすら機械的に英単語を覚えこんでいた頃、

「この単語って普段使う?」

とアメリカ人の友達に聞いたところ、

「一生に一度言うか言わないかだね」

と。

試験とはそういうものだ、大学院に行くためにはしょうがないと分かっていても、途中で何度も心が折れてしまうわけです。

GMATに至っては、どのMBAの生徒に聞いても、『二度と受けたくない試験No.1』です。僕は数学でほぼ満点を出し、英語は適当にクリックしてという、日本人らしいやり方で早々と切り上げた(諦めた?)のですが、あれを後数ヶ月やれと言われたら諦めて日本に帰っていたと思います。

それ以上にエッセイという地獄の作業がその後に待っていますし。これは点数という目に見えるもので計られるものではないので、やっていてもっとつらいです。とにかく書きまくって何人もの人に見せまくって、

「全然ダメ」

と言われる日々です。しかも、「ダメ」と言われない状態は『もっとダメ』だと思った方がいいです。とにかく何十枚と書き直しまくって究極まで洗練されたものを作る作業なわけです。

ここでも僕は素晴らしいアドバイザーに出会いました。友達が頑張って作ったものを「全然ダメ」と言うのはつらいことです。僕は子供だったので我を張り、一円にもならないアドバイスを僕のために何時間も割いてやってくれた彼に反抗し喧嘩をしたりしました。それでも彼は僕のエッセイのためにありとあらゆるアドバイスをしてくれました。この方にも感謝しても感謝し切れません。

なんだか結局この場でもまた僕の話になってしまいましたが、(これだから女性に相手にされないんだ・・・)、
ようは、素晴らしい友達・サポートが無いと、とてもではないですが大学院受験は乗り切れないと思います。

僕はこの方にとってはそのどちらにもなれませんが、それでも何か力になれればと思い僕の経験を伝えたく、あーだこーだとギャーギャー話し続けてしまったわけです。

無事に希望の大学院に合格されてアメリカでお会いできる日が来るといいなと思っております。

頭の良い方とお話をさせて頂くのは本当にためになるな、とブランチ後清々しい思いで次の会食へ。それにしても、日々人と会ってばかりだな。。。


ちなみに、お土産?ということで麻布かりんとの「渦巻きかりんと」を頂きました。これ旨いです。おかき好きの僕にとって百点満点。ありがとうございました。

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販売元のサイトを見てみました。個人的にはやわらかかりんとというのが気になります。しかも抹茶味には惹かれます。

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ところで、かりんとは、『かりんと』『かりんとう』どちらの表記が正しいのでしょうか。

かりん糖だから、後者かな?

では『かりんと』というのは商品名?

今日は親友の結婚式。

彼とは小学校5年生からの20年を越える仲。中学・高校も一緒、部活(山岳部)も一緒。

その後、彼は現役で東京大学へ進学、僕は浪人となり早くも人生に差が出始めたのですが(笑)、僕が無事に大学に入学した後は、東欧など数カ国を共に旅行したり男同士の濃い付き合いを続けてきました。

その中でも特にパキスタン旅行は思い出に残っていますね。

前日に乗客全員が盗賊に襲われて死亡したというパキスタン北部へのバスに「きっと盗賊も二日連続ではさすがに襲って来ないだろう」などと暢気な予測を立て、乗り込んだ二人。

深夜にバスが休憩で立ち寄ったお店では銃が売っていました。買わなかったよね・・・・?

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また、中国との国境である標高4730mのフンジュラーブ峠へ向かうカラコルムハイウェイの断崖絶壁ルートを、何を血迷ったのかバンの中の席に座るのではなく、狭い荷台の上に両手で必死にしがみつき(ようは外ということ)、少し手が滑ったら間違いなく崖に真っ逆さまという迫力満点ジェットコースター状態で数時間を過ごした二人。

村を通過中は、バンの速度も落ち、道も太くなりかつ舗装されているので荷台の揺れも収まり一安心 → やっと両手が使えるので写真撮影。

ミニバンの上に乗っているのが分かりますでしょうか?地元の方にも「お前ら、危ないから降りろ」とずっと言われておりました。。

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今から思えば、なんでこんな無謀なことをしたんだろうと思いますね。。。まずどんな国に行こうが、全速力で走る車の荷台に乗るという発想自体がありえない。お陰で眺めは抜群でしたが。

まぁまだまだいくらでもこういう話は出てくるのですが、ようは一緒に色々アホやったということです。

もうこれからは奥さんがいるのでこんなことできないのが少し寂しいですが、まぁそれでいいと思います。というか、誘われてももう二度とやりません(笑)


結婚披露宴では、新郎の彼とバイオリン・ピアノ演奏をしました。

本番2分前に指慣らしのために付けた
ミュートをそのままにしたまま本番に突入してしまい、始めの16小節(誰でも知っているメロディー部分)がかすれた音になってしまうという失敗を犯しましたが、まぁなんとか許してもらえるレベルだったと思いたいです。

昨年同様、披露宴での余興は僕らだけということもあり少し緊張しましたが、楽しんで弾けたと思います。素晴らしい機会を与えてくれてありがとう。

笑顔が素敵な奥さんと一緒にタヒチへ新婚旅行に行くとのこと。

結婚おめでとう。末永くお幸せに。


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朝から兄夫婦と長津田の豆乳カフェへ。おいしい。これ、NYも健康志向の方が急増中であり様々な種類の豆乳が売られているということもあり、一定の需要はあるかもしれない。

まずは横浜の結婚式場で新郎とリハーサル。新郎のピアノは昨晩より上達している気がする。本番で失敗するのが怖くなり、左手のポジションチェンジをあまりしないことに決定。チェンジした方が音が合うと思うのだが、当然ながら音を外すリスクが高くなる。
一生に一度の他人の結婚式というのは、自分のコンサートとは緊張度が格段に違う。本番では練習の数分の一の実力しかでないとすると、中途半端にやるということではなく、失敗しそうな要素は排除しておきたい。


その後、兄が講師をしているバイオリン教室の発表会に駆けつける。
本番開始まであまり時間もないため15分ほどリハーサルをして、本番へ突入。

一年ぶりにバイオリンに触れ、かつ昨晩新曲も含め一時間兄貴と合わせただけで人前に立って弾くというのもなんとなく無茶がある気もするし、実際結構音を外したが、まぁゲスト出演ということでお客さんも大目に見て頂けたかなと思いたい。

しかし、 兄と二重奏を弾くなどそれこそ中学二年生以来なので、大変良い思い出になった。
それ以上に、兄とはいえ、フランス滞在時にはオーケストラのトップとして現地人を従えて第一線で演奏していたプロバイオリニストと共に弾かせてもらえるなんて機会はそうそうない。

NYに来てからも超有名バーでプロのシンガーと一緒にバイオリンソロで演奏させてもらうなど(ブログの
プロフィール写真はその時カメラマンに撮ってもらったもの)、激しく下手くそなくせして自分は本当に運がいいなぁと思わざるを得ない。

あ、長津田など田園都市線上でバイオリン教室を探している方はご一報ください。チビッ子から、音大を目指している方、はたまた将来フランスで修行したい方など広く募集中!

って頼まれてもいないのに宣伝しておこう(笑)

コンサート会場を出て、何人か人に会った後、夜中に中学からの親友の家へお邪魔。
31歳にもなって三人でサッカーゲーム。

ちなみに多少の睡眠を挟んだとはいえ、次の日の夜まで(僕らのチームが
ワールドカップで優勝するまで)やり続けていました。。あー設立したばかりで会社が大変な時にこんなことをしていたらパートナーに怒られそうだ・・・・・・・。

テレビゲームほど時間の無駄なものはないと分かっていつつ、楽しくて一旦始めるとどうしてもやめられないんだよなぁ。

到着初日から早速楽器のリハーサルが二つありヘトヘトだった。

空港から東京の実家に着くやいなやすぐに準備をし、バイオリンを担いで横浜の友達の家へ。

一つ目は、 25日の親友の結婚式の披露宴での演奏の合わせ。

新郎である親友がピアノ、僕がバイオリン。

曲は葉加瀬太郎のエトピリカ。一か月ほど前に楽譜が送られてきたが、初心者用なのかアレンジがされ過ぎていてあまり迫力がない。

しかし、新郎の結婚式で弾かせてもらえるなんて光栄なことはない。がんばろう。
実は昨年、僕ら二人は別の親友の結婚式での演奏を担当し失敗をしているということもあり、今回はリベンジ?ということもある。

計一時間半ほど二人で練習し、終了。大体のポイントは抑えられたと思う。


夜21時を回っていたが、そのまま兄貴の家へ直行。

本日二つ目の合わせとなるが、明日(23日)の兄のバイオリン教室の発表会へゲスト出演(兄と二重奏)することになっており、二人で練習を開始。

曲は、

1) John WilliamsのSchindler's List
2) 
The BeatlesのYesterday
3) RiesのAdagio Elegiaque

の計三曲。

当初の予定では1)と2)だけ演奏するつもりだったのだが、もう少し時間があるということでその場で急きょ楽譜を探し3)を追加。

兄はプロバイオリニストなので初見でも余裕だろうが、もうここ数年は一年に一回か二回程度しか楽器に触れない僕にはつらい。いくら簡単な曲とはいえ、さすがに数回は練習したいものだ。目というか、脳の音符へ反応が異常に遅い。

計1時間ほど練習。なんとかなりそうか。。

それにしても、数年ぶりに数時間楽器を弾き続けて首も手も痛い。長いブランクのせいで明らかに変な力が入っている。
というか、14時間のフライト後は大概首が痛いものだ。

その日はそのまま兄夫婦の家に泊まらせてもらうことに。

約一年ぶりくらいに風呂に浸からせてもらって、感激。

やっぱり今回も日本到着日からいっぱいいっぱいだ。。。。変な頭痛がするし、大丈夫かな。。。

東京への機内にて。

二日分の客を乗せているからか、昨日よりは席が埋まっている。8割くらいか。

よく「機内で隣に偶然座った方と話が弾んで〜」みたいなことを聞く。

「隣に偶然座った女性が将来の伴侶になるかもしれない!」

なんて31才にもなって未だに漫画みたいな偶然の素敵な出会いを求めているようで、自分も末期症状だなと思いつつも、かつ周囲も中途半端に期待だけさせるから、どうせ機内なんて非常に居心地の悪い空間であり人と長々と話したくもないと経験上分かってはいるのに、一応それなりに髪の毛をセットして行ったりする。

うん、

やっぱり今回も無駄だったようだ。

僕の隣に座った中国人のおばちゃん。離陸後まもなく二席を占拠し横になり早々と寝始める。
足が臭うとかそういうわけではないのだが、やはり目の前に見ず知らずの他人の足があると気になるものだ。

頭を向けられるより足の方がなんとなくまだましかなと思いつつも、やはりあまり気分の良いものではない。

自分でこんなことを言うのもなんだが、僕は国籍を問わず
年上の女性(ただし50代以上)にかなり受けがいい。自慢じゃないが、モテまくるといっても過言ではない。

よく見るとこのおばちゃん、笑顔がキュートなので、どうせなら今回はこのおばちゃんと”出会ってしまおう”と思ったのだが、足を向けられていてはナンパもできない。

ということで、今回も寂しい機内となりました。

本を読んで、寝て、飯食べて。

お、そういえば、機内食がこんなに旨いと思ったのは初めてかもしれない。
もちろん、エコノミー席。連日カレーばかり食べすぎていて味覚がおかしくなっているのかもしれない。


東京着。暑い。

自宅に着くがPCのコンセントが三つ又のものを持ってきてしまい、メールのチェックができず。
相変わらず東京は公衆無線LANがほとんどない。旅行者にとってこれは非常に不便。

台風の影響でフライトがキャンセルになり、今、雨に打たれながら空港から戻ってきました。
濡れたスーツケースとバイオリンケースを見ながら、がっくし。

こんなんならもっと早く知らせて欲しかった。。

朝6時に空港に着き、チェックインを済ませ、飛行機に乗り込み本を読み始めて30分。

どうもいつまで経っても動かないのでおかしいなぁと思っていたら、「台風のためキャンセルとなりました」だと。

台風の動きくらい数時間前に分かっていたのではないのか・・・・・・客を飛行機の中まで来させてキャンセルってのもなぁっ、、、と
文句ばかり言っていてもしょうがないですね。航空会社も熟慮の末の決断だと思いたいです。

それにしても飛行機の中、ガラガラでした。一人で5〜6席は占有できそうでしたね。

あんなに空いているならば、航空会社の方も明日の便とまとめてしまった方が、燃料使わなくて済むし赤字便にならなくて良かったんじゃないでしょうかね。台風のお陰で助かりましたね、、、、って、おっとっと、止めようと思いながらもついつい恨み節が。。 大人気ないですね。

いや、でもさぁ、

今日明け方に少し気持ち悪くなりながら記録達成のために50食目のカレーを食べたのに、こんなんならもう少し余裕持ってできたじゃねーか、、、、、、って、あ、また子供みたいな愚痴を言ってしまった・・・・・。

うーん、今日何食べようかな・・・・・・・・。もうカレーないし。

冷凍保存していた余ったご飯も記録達成を(わざわざ朝4時に)見届けてくれた友達にあげてしまったし。


まぁということで明日のフライトに変更になりました。到着は22日になります。貴重な貴重な滞在日数が一日減ってしまいましたが、気持ちを切り替えて今日やれることをしっかりやろうと思います。

やることは山積みですからね!

早朝のフライトなのであと4時間で家を出ますが、まだ何も準備もしていないというか、大学の課題と仕事と(ブログ)に追われています。まぁ旅行準備など30分もあれば十分ですしこのまま徹夜するのが時差を考えてもちょうど良いと思われます。

ご連絡頂いた方、ありがとうございます。
ダブル、トリプルブッキングに何度もなりつつも、なんとか日本滞在予定が確定しそうです。

携帯電話の番号は、日本に着いたらみなさん個別にメールですぐにお知らせ致しますね。


ところで、前回のエントリーのカレー連続記録ですが、先ほど49食目を終了。
家を出る直前に朝食として一食食べるつもりなので、目標の50食に無事到達しそうです。

いや〜、、、ちょっとやっぱりつらかった。。

特に最後の一週間くらいは、不正がないようにとのことで、勝手に友達に会社の冷蔵庫の中身をチェックされた上、「よし、ちゃんと食べてるな」なんて言われる破目に。

さらには、先日一食しか食べない日があったのですが、それを知った途端、

「お前やる気あるんか?」

と怒られる始末。

自分でおもしろ半分で始めたチャレンジなのに、周りの方が真剣になっていて正直困りました。

でも一つ良かったことは、普段は一日一食ということも多い僕なのですが、このチャレンジのお陰で『強制的に』二食、またはここ数日ですと記録達成のため三食食べることになったせいか、ちゃんと『お腹が減る』ようになってきました。

それを友達に言ったら、

「それが平常だよ」

と言われて、まぁそりゃそうだな、とも思いましたが。

まぁそんなこんなで、日本でのおいしい食事が楽しみというより、『やっとカレー以外のものが食べれる』という嬉しさで今はいっぱいです。

これなら、機内食でさえおいしく感じるでしょう。


日本滞在時はほぼ毎日更新を続けますのでよろしくお願い致します。

特段話は広がらないのですが、なんとなく気になったので。

Google Buys The Zagat Guides


日本に住む方にはあまり馴染みが無いかもしれませんが、全米で有名なZagatというレストランガイドがGoogleに買収されたというニュースです。Zagatというのは様々なレストランの味や内装などに点数などを付ける、そうですね、ミシュランガイドと同じような飲食店の評価本です。

日本にも展開し始めているようで。
http://www.chintai.net/zagat/

NYに来た当時は一応まだ若かったので、女性を食事に誘う際に念入りにレストランのリサーチをするなど、今では柄にもないと我ながら笑ってしまうことをしていた僕ですが、その際には結構お世話になりましたね。昔の職場でも顧客の接待で使う店を選ぶ際に使っておりました。

しばらく数年そんなことをしていると、実はこんなZagatみたいな評価本から選んでいるのはかえってダサいということに気づくんですけどね。

10年前の話になりますが、大学に入るやいなや『東京ウォーカー』をむさぼるように読んでそこに載っているお店とか雑貨店ばかりデートで行っていましたが、ただ異常に混んでいて値段も無駄に上乗せされているし、ろくなことはないわけです。NYでも似たようなことをしてしまうとは。いわゆる、"デビュー"ってやつです。あー懐かしい。


話は買収の件に戻りますが、Googleなど数社のIT企業に全ての情報が集まっていくのもなんだか便利だか怖いんだかというのは置いておいて、このニュースと自分の現在の事業を通してやはり感じることは、"ローカル"ですね。

言葉にすると当たり前過ぎることなのですが、ネットのお陰でグローバルに情報を集めることができるようになりましたが、実はなんだかんだいって多くの人が欲しがっているのは遠くの国のことより自分の近隣の詳細な情報なんですよね。

ちょっと近くに出かけようとして検索してもまだまだローカルの情報は少ない。

例えばすぐ一ブロック先のランドリーの営業時間が知りたい、内装はどんな感じ?他人の
評価は???
今、実は洗濯機いっぱいで待たないといけないんじゃないの?とか、じゃ、何分くらい待つのか?一台辺りいくら?$1.5?$1.25?乾燥機は¢25 per 8 minそれとも7 min?
検索結果を早く表示する以外にもまだまだやれることはたくさんあるわけですね。


ちなみに、ローカルといって僕がまず思い浮かぶのがFoursquare。同じITでもFacebookのように基本的にはPC依存型(最近脱皮しかけているが)のものと違って、Foursquareは人々を外出させる後押しをしているので好きですね。しかも旅行など遠出用というよりむしろ日々のルーティーンにエンターテイメント性を持たせてくれる。

あと、ちょい古過ぎですがグルーポンのこれも好き。

Groupon Now
http://www.youtube.com/watch?v=Vgk1YfInZoM

前も書きましたが、セカイカメラに代表される
拡張現実これから確実にキーとなる技術だと思います。

iPad2についているカメラを画質が悪いだの、Facetimeはやらんからいらんわとか言っている人は何も分かっちゃいないですね。これは人を撮るためではなくて、拡張現実のためにあるんだと確信しています。

カメラ=人を撮る

古いと思います。

街中で見かけた美人にカメラを向けたらその人のプロフィールが分かる

その場で携帯を使ってチャットを仕掛けてみる

なんて時代が目の前まで来てます。最高ですね。もう少し長生きしよう。

それにしてもこの
Groupon 、ただのセコい会社だし、うじゃうじゃ出てきたライバルとの競争でいつか潰れるなと思っていたら、先行者利益でためた金を極めて有効に使っている。
このサービス、うちでも使ってみようかな。。今は近隣のお客さんを取り込むことに集中している時期ですし。



新しいエントリーと実は数ヶ月前に書いていた記事を無理やり合体させたので良く分からなくなりましたが、深夜4時半なのでここらで終了。

さて、カレー食べて寝るか(41食目)。。これは朝食か?いや、夜食か。ちなみに、オリーブってカレーとすごく合いますね。


最近近くで一緒に寝るようになりましたが、今日はさすがに僕が横になるのを待ち切れなかったようで、3時くらいにタイプの音も気にせずPCスクリーンの前で先に寝てしまいました。
GEDC0278
 

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