さて。

日々頭がおかしくなってきていると評判の僕ですが、自覚はあるので安心してください。

仕事のせいでしょうな。間違い無く。

東京はもう小春日和だとか。こちらは氷点下ですぞ。うらやましい。

我が家はガレージを簡単に改造しただけの半地下の部屋なので、十分なインフラが整備されておりません。

ヒーターをつけると停電になってしまうくらいリミットも低く、一日に1回は必ず停電が起こります。

冷蔵庫の電源を抜こうかなと思ったくらい。
アイスクリームでさえ、冷蔵庫に入れなくても溶ける心配無いですし。

我が家がどれだけひどい状況かお分かりになると思います。
安月給のサラリーマンにとって、冬のNYは過酷な環境なのです。

おかげで最近は寒すぎて布団から出ることができず、読書の日々。
一生懸命自己啓発に励んでおります。

「なぜ俺は仕事ができないんだろう・・・一旦頭を冷やして考えてみよう。いや、頭だけじゃダメだ。体も冷やさねば。そうだ!アイスを食べればいいんだ!お、冷蔵庫に入れていないのにギンギンに冷えているアイスが床に転がっているぞ〜。らっきー。むしゃむしゃ。お!?おおおおお!?見える、見えるぞ〜!猛吹雪の中、*唐松岳をひたむきに登る俺の姿が脳裏に蘇る!!!あの頃を思い出せ!あのがむしゃらに生きていたあの頃を!」

終了。

明日もがんばろっと。


*北アルプス(長野県)にある山。八方尾根スキー場が有名。高校1年の2月、当時山岳部のリーダーだった僕は、真冬の雪山に部員10数名と共に果敢にチャレンジしたが、猛吹雪に巻かれ、散々な目に。1メートル先も視界がきかない過酷な状況下、数時間の格闘の末、なんとか幕営予定地までたどり着く。しかし、弱り目に祟り目、サブリーダーがテントを忘れるという致命傷を犯し、その場で即席雪穴を掘って一晩を明かすことに。今までの人生で一番天国が近づいた瞬間であった。