さてさて。

お久しぶりです。皆さんお元気でしょうか?
僕はというと、今年はどうも良いスタートは切れなかったようです。

新年早々、ヘルペスになりました。。

寝る時に背中の一点が痛いなぁなんて思っていたら、次の日の朝、腹部に激痛が。
明らかに内部というより、皮膚の表面に痛みが感じられます。

非常に痛むのですが、何か特段外傷が見られるわけでもないのでひとまず会社へ。なんとか午前中は過ごしますが、痛みが引かないため、午後休を取り、病院へ。

医者の前でシャツをめくると、あらら、左の腹から背中にかけて、朝には見られなかった湿疹がポツポツと現れているではないですか。

診断結果は、帯状疱疹。
いわゆるヘルペスってやつです。

神経に潜んでいるヘルペスウイルスが、疲れやストレスを原因とした免疫力低下に伴い、増殖、神経帯上に激痛を伴う湿疹を発生させるとのこと。

その日を皮切りに、あれよあれよという間にヘルペス君達は増え続け、気付けば10数箇所に。

初めの数日は無理して会社に行きましたが、服が患部に触れると激痛が走るため、動くことさえつらい。

ならばと、帰宅後は上半身裸で過ごしたところ、この寒いNYに免疫力の落ちた体が耐えられるはずもなく、あえなく風邪に侵されることに。

傷口の痛み+風邪の症状でふらふらに。

結局病欠することに。最悪。


病気とはいえ、久しぶりの臨時休暇。たまにはゆっくり休もう、自宅で静養してればこんな病気すぐ治るだろうなんて高をくくっていましたが、甘かったようです。

まず、眠れない。

左半身の腹と背中の両側に発疹があるため、仰向けになろうがうつ伏せになろうが、傷口がベットに触れ、激痛が走ります。

じゃ、右半身を下にして寝ればいいじゃんと思ったアナタ。

いやいや、そう簡単にはいかんのよ。

この方法ならば確かに眠れますが、睡眠中に全体重を乗せていた右腕が起床時には壊死寸前になります。

立ちながら寝るしかないようです。


薬も曲者です。

病院でもらった痛み止めは医者が"麻薬"と呼ぶだけあり、効果抜群。
一粒飲んだだけで、傷口のみならず体中の感覚が無くなります。

一時的に痛みが和らぐことは確かですが、体がふわふわした感じがし、頭もぼけーっとするため何もやる気が起きなくなります。

さらに、この"麻薬"は余りに強力なため、どんなに調子が悪くて食事が喉を通らないとしても、胃がからっぽの状態で服用してはいけません。直後に襲われるめまい・吐き気のため、傷口の痛み以上の苦しみを味わうことになります。


結局、家にいても寝れないしつらいことには変わりがないので、二日間病欠した後は激痛の中、出社することにしました。仕事が溜まる方がよっぽどつらい。

しかし、それも報われませんでした。

頑張って出社したにも関わらず、同僚達に"完治するまで来るな"と言われる始末。
ヘルペスは患部に触れることで感染するので彼らの言い分も当然です。
無視してその後も冷たい視線を浴びながら出社し続けましたが。

完全に痛みが消えるまでに2週間はかかったでしょうか。

今までの人生で病気という病気はしたことが無かった僕でしたが、そろそろ若くもないし健康に気をつけないとなぁ、なんて思っていた矢先の出来事でした。

まぁ、要因はストレスが大半だと思いますが。

サブプライム問題を端に発した米国の金融不安は留まるところを知りません。

「○○バンクで何百人規模でリストラがあったんだって」
「○○証券の○○部署は丸ごと閉鎖だってさ」

次は我が身か。。