八方ふさがり

2004年より米国留学、2011年よりニューヨークで店舗経営をしているものです。 コロナを機にブログ再開。

2008年09月

ちょっとした日本人コミュニティーの飲み会に参加してきました。

NYに日本人がどのくらいいるのか分かりませんが、「○○県人会」や「○○大学OBの集まり」など探せば結構色々なコミュニティーが見つかったりします。

二ヶ月ほど前には、高校の全米OB会がNYのレストランであり、校歌を歌ったり、学校にまつわるクイズ大会をしたり、二次会では部屋を貸しきって体育祭の競技である"むかで競争"をするなど、今や家族も社会的地位もあるいい大人30人が青春時代を思い出し大騒ぎをしました。

いやぁ、たまには大人数で集まってわいわいやるのもいいですねぇ。
気分がスッキリします。


ただ風に身を任せふわふわと目的も無く浮いている枯葉状態の二年間を過ごしてしまった僕ですが、ようやく最近落ち着いてきて地面が見えてきました。

歩き方をすっかり忘れちゃって、まだしっかり前には進めていないのですが。

自分の両足で歩くということ。
足の裏で地面を感じるということ。

もう少し。


また投資銀行が潰れてしまいましたねぇ。。

ほんの二ヶ月前に、同社で働いている高校時代の先輩と、

先輩「うち、ほら、(怪しい)噂が流れているでしょ・・・?」
僕 「ええ、まぁ、、、新聞でちらほらと見ますが。。」
先輩&僕「わははは。。。」

なんて会話をしていたのですが、まさか本当に破綻するとは思ってもいませんでした。

投資の性質上、リスクを取りに行ったことに対する反動が身の丈の数倍に膨れ上がってしまうのは当然のことなのかもしれませんが、100年以上も歴史を積み重ねてきた大企業があっという間に消滅するのを目の当たりにすると、「金って本来そういうものなのか」と疑問を抱かざるを得ません。

僕は銀行で働いていた時は企業向け融資を担当していたので、当然マーケットが無関係なんてことは全く無いのですが、この御時世でも部署の業績は大幅に下振れることもなく比較的安定(残高が増えることが良いことかどうかは置いておいて)していましたが、投資部門は別世界。かなり大変だったようです。

やっぱり僕は、ヒト・モノ・カネ全てにおいて"自分の目で見える"仕事をしたいなぁと改めて思いました。

それにしても、、さすがにバンクオブアメリカは大丈夫ですよね・・・?
ただのSaving Accountに結構な利子を付けてるのが逆に気になったりする。。

というか、ドル→他通貨にしておいた方が安全か??

そろそろ他国に移動するかな。。


僕がディズニーワールドに行った理由は、

決まった行動しか取らないねずみが、この国でどうやってでっかくなったのかということに興味を持ったからですよ。

と言いつつ、ただの思い付きだったような気も。

まぁ理由は後付だろうが何だろうが、ちょっと本でも読んでみようかなと思ったことは確か。

ちなみに、某国家で長男が跡継ぎになると予想して、流行を先取りしたとかじゃないですからね!

以下は僕からのアドバイス。

ミサイルが怖い方は、早めに舞浜か浦安辺りに引越しましょう。
かなり安全との情報を得ました。

オリエンタルランドの株を買っておいても良いかもしれませんね。
でも高値掴みになる可能性があるのでご注意を。

中米旅行記、2005年11月15日分アップ。
(当ブログ・サイドコラムの「Categories」から、「中米旅行」を選択。)

ニカラグア・オメテペ島。

同島の人口は約3万人。主産業は農業(バナナ)。

ニカラグアは中米一貧しい国。
数日旅行しただけでもインフラ整備が足りていないのがすぐ分かります。

この日でニカラグアに入国して二日目ですが、舗装されている道路はほとんど見ていません。

登山ガイドをしてくれたエンリケ君が言うには、ニカラグア人の平均月収は約8000円。しかし仕事はほとんど無いので、多くの人は隣国のコスタリカに仕事を探しに行くのだそうです。

ちなみに、泥まみれの鶏や豚が村の中を自由に歩きまわっていましたが、あれが食用なのかどうなのかがすごく気になりました。
野性だったら、捕まえて連れて行っても良いのかなぁ。

泊まった宿の厨房で作ってくれたフライドチキンはきっとあの鶏なのかな。どうりでおいしかったわけだ。新鮮なお肉ですもんね。

そんなニカラグアの片田舎にあるオメテペ島。
旅行者が行っておもしろい所かどうかは分かりませんが、時間がありましたら是非。


そういえば、エンリケ君がニカラグアで一番人気のあるスポーツは野球だと言っていました。

中米の中ではキューバ・ドミニカ共和国に次いで強豪国とのこと。
ニカラグア出身の大リーグ選手っていましたっけ?

フロリダのディズニーワールドには、山手線の内側とほぼ同じ敷地面積に東京ディズニーランドのようなテーマパークが4つある他、ウォーターパーク×2、ゴルフ場など数多くの遊び場があります。

とにかく広いです。

1日1テーマパークのペースで周ってきました。
アトラクションは9割以上は見たと思います。

アトラクションの詳細を書いたブログというものをあまり見かけないので、がんばって書こうかなとも思いましたが、

実は僕は元来ジェットコースター系に全く乗れない体質。
一般人の視点で感想を書けそうもないのでやめておきます。
興味ある方は個人的に聞いて下さい。

というかですね、あんなに激しく不自然な動きをする乗り物に連日乗っていたら、普通の人でも平衡感覚がおかしくなります。

数日目には体にふらふらした感覚が残り、ただバスに乗っているだけでも気分が悪くなりました。

そんな日々を過ごしているうちに、ふとおかしな思考をするようになってきました。

列車というものは人間をある場所からある場所に運ぶ移動手段であり、
基本的には前方へ一定速度で進んで行くもののはず。

それがどうしてか分からないが、不意に止まって左右に揺れたり、突然後方に急加速したり、挙句の果てには角度90度方向に進んだりする。エレベーターかよ。

しかも、結局最後は出発地点に帰ってくる。

こんな移動手段、意味ねぇ。
運賃返してくれ。。


さらには、

3つ目のパークを周り始めたあたりから、全ての物に対して疑心暗鬼に。
このテーマパークにあるものは、全て"人を裏切る"ようにできている。

向かう先々で予想できない事態が起こり、驚かされる。
明らかに何でもないものでさえ、罠が仕掛けられているのではないかと疑うようになる。

心臓が縮む思いを何度したことか。

止めを刺したのは、すっかり弱まってしまった僕の前に陽気そうに登場した大きなアヒル。背丈は150cmくらい、三頭身くらい。アメリカでは珍しく肥満体型ではない。

口が開きっぱなしなので、閉じてやろうとクチバシに触ったところ、突如キレ出しました。

握手を求めると、拒まれる始末。
マナー知らずとはまさにこいつのことです。
どうやら、女性・子供でないと相手にしてくれないようです。

ディズニーさん、まずは動物の教育からお願いします。



それはさておき、、

一生に一度のディズニーワールド。

日本から一週間未満の短い休暇でフロリダまで来られる方も少なくないと思います。
なんとか全部のパークを周りたい!という気持ちは分かります。

急げば4つのパークを4日で周ることももちろん可能ですが、やはり連続4日はお勧めしません。

東京ディズニーランドに1日行っただけでも、相当疲れますよね?

帰りの京葉線の中で"ねずみの耳を付けたままこっくりこっくり寝ているお父さん"を見たことありますよね?

あれを4日続けると思ってください。明らかに無謀です。
途中で必ず休憩日を入れましょう。

余談ですが、今回の旅行中に不動産関係者と話す機会がありまして、その方が言うにはディズニーワールド周辺の地価は今後も上昇し続けていくとのこと。

危うくコテージを買わされそうになりましたが、サブプライムの状況下、実際のところはどうなのでしょうかね。不動産については全く知識も興味もないのですが誰か教えて下さい。

アメリカ人はどんな時でも強気。楽観主義。
そして田舎の人ほどそれが顕著。

そうじゃなきゃ、こんなものとてもじゃないですけど作れませんね。

アメリカに来てから3年が経ちますが、分かっていそうで知らないものがまだまだたくさんあります。

では、NYの生活に戻ります。



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