八方ふさがり

2004年より米国留学、2011年よりニューヨークで店舗経営をしているものです。 コロナを機にブログ再開。

2009年09月

blogですが、文章を短くし、更新頻度を上げてみることに。


さて、今日は統計学・マクロ経済学の中間試験。
徹夜寸前でなぜかベッドへ横たわり、中途半端に40分間だけ睡眠。これが意外と効きました。

試験後すぐに11/6全米公開の映画「Splinterheads」のプロデューサーとの初顔合わせへ。

MBAの同期で作られたチームで公開に向けて販促活動をしていきます。

本当は一月公開予定だったとのことですが、映画館との交渉で11月に繰り上げられてしまったとか。

あと一ヶ月しかないんですけど。。。

ということで早速今週金曜日に会社に出向いて試写会を行い、さらにプロジェクト毎に細かいチーム分けをすることに。
見たこともない映画を売ることなんてできませんからね。

僕は数ヶ月前にやっとタイタニックを見たというくらい映画は全く詳しくないのですが、大丈夫でしょうか。。

以下、You tubeより予告。
恋愛コメディーだとディレクターは言っていました。

あ、ハリウッド映画ではなく、インディペンデント系ですので余程のことが無い限り日本では公開することはないと思います。

ちょっと気は早いですが、チケット買いたい方は僕宛てに連絡下さい。



Business Communicationの授業。
昨日朝5時まで準備したにも関わらず、プレゼンに失敗。

パワーポイントは、試験前の超多忙期に作った割には可も不可もなくという評価をもらったのでまだ良かったとして、たった5分のスピーチが上手く行かなかった。。

メディア企業に事業再編を迫るコンサルタントの提案(マーケティング・財務)を分析、評価し、かつどのようにすれば有効にその提案が(古い体質をひこずっている)企業の経営者に届くかということについてのプレゼン。

寝る間を惜しんで準備し、かつ結構練習したのですが・・・本番に頭が真っ白に。。的外れな意見でもアメリカ人が話すとなんとなくそれらしく聞こえてしまうのが羨ましい。

凹む間もなく、明日は統計学と経済学の中間試験。


来週の中間試験+プレゼン+統計学プロジェクトの準備に追われまくれ、押しつぶされる寸前。最悪の週末を過ごしております。

ということで、ブログでも書きましょう(なぜ?)

今週末はニューヨーク最大の国際展示場・Javits Centerにてニューヨーク・アニメフェスティバルが開かれております。

年一回、コスプレをした輩が世界中から大量に集う怪しい怪しいイベントです。かなりの規模。

折りしも国連総会で滞在していた鳩山首相の一行と、近くのホテルに泊まっていたコスプレ軍団が街中で混ざってしまい、異様な風景になったとか。

この国ではハロウィーンに職場に仮装してくることなど普通。一見堅そうな銀行マンでも仮装してきます。
街を歩けば3割位の人は何かしらのコスチュームを着ていますかね。

そんな文化背景があるので、コスプレのレベルも高い(らしい)。

ご存知の通り、アニメは我らがニッポンの誇るべき文化なわけですが、どうも僕はあまり関心がないため、同フェスティバルには4年連続で不参加。

在米5年目にして未だに米国人嫌い→日本人スタイルをとことん貫いている割にはここぞというところで母国に貢献しないダメな奴です。

すいませぬ。「来年こそは行くぞ!」と宣言しておきます。


今年はなんと日本からAKB48がやってきているとのこと。
You tubeに様子がアップされていました。

AKB48: New York Anime Festival HD 

実は、興味が無いとか言っておきながら、新聞に載っているのを目にし数日前にちゃっかり無料のライブチケットをネットで申し込みましたが(え!?)、応募殺到のためか抽選になり落選。

おそらくシルバーウィークとかいうふざけた名前の連休を利用して、日本から彼女達の大量の親衛隊達が応募→応援に駆けつけて来たのだと思われます。

僕はたとえ当選してもやることが山積みで行けなかったので別にいいですが。(く、悔しくなんてないぞ!)

それに29歳男子が一人でAKB48のライブに行っていたら一生結婚できなそうだし。


それにしても、AKB48は僕がアメリカに来てから日本でヒットしたのでどのような面子がいるのかなど実はほとんど知らないのですが、

変に思われるかもしれませんがこの動画を見て、

「若いくせに必死に英語話して堂々とパフォーマンスして、、こいつらやるじゃねーか。。。」

という素直な感想がすっと頭を過ぎりました。

どんな種類のパフォーマンスであろうとも、日本人が海外で活躍する姿を見ることは自分の最大の励み。無性に心が疼いてくる。

海外にいる日本人ならば少なからず持っているこの感覚。

そこら辺をもう少し具体的な形にできれば、自分がやりたいと思っていることがぐっと身近になるはず。その後は一気に飛び込むだけ。

まぁアイドルグループの話は横に置いておいて、こんなこと一つ取っても、自分のアイデンティティについて確固たる答えが自分の中で形成されていることが確認できたことは良かったのかなと。

人種のるつぼであるニューヨークにいるせいでしょうかね。

最近、20代のうちに海外に出て本当に良かったと思うことが多くなりました。これだから早く日本に帰りたいと体が感じていても、頭が反応してくれないんでしょうね。

現在深夜3時。
さて、今からパワーポイントでも作るか。。ねむい。。


まずは今期の授業の紹介から。

1. Financial Accounting
2. Business Statistics
3. Macroeconomics
4. Financial Decision Making
5. Marketing Management
6. Business Communication

上記6つの授業が月〜木の9am〜4pmの間にぎっしり詰まっています。昼食時間は食事を食べながらチームメートとプロジェクトや宿題について議論。

月・水は剣道・居合道の練習があるので(これだけは余程のことが無い限り欠かさないようにしている)、帰宅は10時頃。

それ以外の日は7時には帰宅し、メールでプロジェクトのファイルのやり取りをしながら朝4時くらいまで勉強。

また、金曜日は企業の方々と会ったりなど課外活動。


簡単にそれぞれの教科の説明。

1. 財務会計

実際の企業(16社)の財務諸表分析をチームで行う。
そのうち一社分について15分のプレゼンテーション。


2. 統計学

ソフトはExcelではなくR言語を使った"R"を使用。
http://www.r-project.org/ 

唯一の教授による講義中心の授業なので、心休まる瞬間。


3. マクロ経済学

授業の80%はその日のWall Street Journalの記事でディスカッション。教授は経済学の理論について教えるのが面倒なようだ。


4. ファイナンス理論

ボンドやアセットのプライシング、デリバティブ理論など。
熱い熱いトルコ人教師。人生の中で一・二位を争うくらい素晴らしい教師。


5. マーケティング

・マーケティング理論についてのディスカッションが中心。

・2人チームで自分が選んだ企業のマーケティング戦略について25分のプレゼン。

・5人チームでSproutという赤ちゃん向けオーガニックフードを作っているベンチャー企業のマーケティングを担当→30分プレゼン(10月に企業の担当者と会い、開始予定)

・NYで撮影される映画(名前忘れた・・・)のマーケティング戦略担当。(10月終わりから開始予定。現在撮影中のため詳細は不明)


6. コミュニケーション

とにかくディスカッション+プレゼンテーションの嵐。

少人数(10名)に分割されたクラスなので、二時間の授業時間中、何回も意見を述べさせられる。先日の「オバマの医療改革」の討論ではほとんど何も答えられずあまりの恥で死にそうになりました。

同期で一番英語力の低い、典型的日本人の自分にはつらくてつらくて仕方がない授業。教室に向かう道の途中で既に胃がきりきりしています。


 

いやいや忙しいなんてものではないです、毎日。
プロジェクトに追われて試験前でもないのに毎日睡眠3・4時間の生活が続いています。週末なんてあったもんじゃない。

ただ、体はぼろぼろでもすごく楽しい。毎日がすごく充実している。

「MBAのことをもっと書いて」というリクエストももらったのですが、実はあまり大学院のことをブログに書いてもつまらないかなと思い更新が滞っていました。

しかし今は正直なところ、人生で学校のことくらいしか話題がないのでこれからは文章は短めでもどんどん更新していこうかなと思っています。

日々一定のアクセスをもらっているのに申し訳ないですし。
それに毎日色々なことが起きるので、自分でも記録という意味で残しておきたい。


では、数週間前に書いたまま放置してあったエントリーから行きます。
(ちょっと内容は古いですが)


先月取り上げたこの記事。「A New Path for Japan

クラスでも話題になっています。

宇宙人な奥様の変わりっぷりもおもしろいせいか(日本人女性のイメージが変わったと言われるのにはどう返答すればいいのか・・・)、何人にも突っ込まれるので、

「まぁ研究論文と現実世界は違うもんだろうし、別に過激的な人でもない(と思う)ので、もう数ヶ月ゆっくり状況を見てくだされ」

と火消し作業が大変なのですが、、、、

ふと先日日本のニュースを見ると、どうやら、これ、原文からの一部抜粋だとか。

なんだよそれ!

早速鳩山さんのホームページで原文を読みました。

つ、つまらん。。というのはさておき、

まぁなんというか、メディアって怖いなと。
本人の了承も得ずに載せるもんかね。

新聞が紙媒体のみの頃は、それなりにチェックしていたのだろうけど、最近はWebの記事が主体になってきている。

ニューヨークタイムズなんかそれこそ数分毎に記事が更新されていくから、全部の記事を検閲するのは限界があるのだろうか。

収益力が落ちて仕事の質が下がってきたってことですかね。

もともとメディアってのは問題になりそうな発言だけ抜粋して取り上げるってのはよくあることですが、 いやはや、怖い。


今週、発言の機会がありそうなので、再び本当の火消しをしてこようと思います。(先日、火を消しに行きましたが、米軍基地のグアム移転の話でこじれてしまい、完全消火には至らず。でもなんとなく鳩山さんのイメージは良いように思われます。)

ちなみに情報収集の際、一定のメディアに偏りがちな方には、下記のgoogleのサービスが結構使えます。まだ試用版らしいですが。

http://www.fastflip.googlelabs.com/
 

僕の居合の師範(女性・50代後半?)は日本舞踊を超一流名門大学で研究し博士号を持っているインテリ。

彼女が後白河法皇について話し始めた時には逆にこちらの知識不足が恥ずかしくなったくらい。

「侍は刀のみならず様々な武術を習得せねばならない」とのポリシーから、自らも数々の武術の段を持っています。

剣術は三つの流派でそれぞれ4段以上、薙刀、弓はお手の物。
先日、御自宅に遊びに行かせてもらったのですが、わけの分からない日本の武器が部屋の隅から出てくる出てくる。

棒術(日本の警官や機動隊が習うやつ)も得意。
僕の木刀を易々と跳ね返し、激しく突いてきます。ちなみに、東京ドームの近くに棒術専門の道場があるらしい。

これだけでも結構驚きますが、まだまだもう一つ得意な武器があるらしく、何かというと、、、


先日の師範宅での飲み会にて。

ビール瓶片手に、師範がもう片方の手で何かを投げる仕草をしながら弟子に向かって講義をしております。

「木に向かって投げる」

「揺れてはいけない」

「ダーツと似たところがある」


などと話しているのですが、僕にはなんのことだかさっぱり分からず。

たまによく分からない日本語らしき単語を口にしていらっしゃるのですが、発音が聞き取れないのでよくよく耳を傾けてみると、、


「手裏剣」


とおっしゃられていることが発覚。

数々の日本の古武道をマスターしてらっしゃるのは知っていましたが、これにはさすがに口あんぐり。

唖然としている僕を横目に、インドネシア人とプエルトリコ人の弟子達は真剣に師範の手裏剣講座に耳を傾け、投げる仕草を真似しています。


刀も手裏剣もどちらも日本の武器の一つ。外国人にとってみれば、抜刀術を習うならば手裏剣術も習ってみたい。

でもなぜか僕らにとって手裏剣ってどこか笑えてしまう武器。
 
どの日本人も必ず持っているこの感覚を説明するのはかなり難しく、また、あえて誤解を生じさせるようなことは止めようと会話に参加しませんでした。

いずれ、煙球の投げ方講習とか始まったりして。

「手榴弾と一緒よ」とか言いながら。。。

中米旅行記、2005年11月20日分アップ。
(当ブログ・サイドコラムの「Categories」から、「中米旅行」を選択。)

元々旅の予定には入れていなかったエルサルバドル。

ラ・プエルタ・デル・ディアブロは眺めがとても良いですし、地元民と触れ合うこともできる場所。

5分で丘の頂上まで上れるので、帰りのバスの時刻を調べておいて、日の入りまで頂上でゆっくりすることをお勧めします。

頂上にて。

R0010586





















ちなみに、Google Mapはまだまだ開発され続けているんですね。最近、さらに進化したようです。
具体的には海外の主要な地名が日本語併記されるようになりました。おかげで以前よりちょっとごちゃちゃするようにも見えますが。

そう言えばしばらく見ないうちに中米各都市の地図も詳細になった気がするのですが、気のせいでしょうか。
 

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