八方ふさがり

2004年より米国留学、2011年よりニューヨークで店舗経営をしているものです。 コロナを機にブログ再開。

Seattle

夜中に部屋掃除。
長い間、本当にお世話になりました。次の生徒が気持ち良く入れるようにしっかりきれいにしておかなきゃね!

ベッドの下に落ちていたレシートの紙切れ1つでさえ、今の僕には大切で大切で。捨てるのがなんか惜しくて。
部屋の7割を占めているクイーンサイズのベッドにもおさらば。初め見たときはびっくりしたなぁ。やっぱ僕にはでかすぎました。でも寝心地最高だったよ!


Larryは自分の部屋に閉じこもりっきり。休日はいつも庭で草刈とかしてるのに。最近一気に仲良くなったのにね、急に帰ることになってしまって、ごめん。
昨晩さんざん話し合いました。
「最高の生徒だった。あんなに俺のことを笑わせてくれた人はいない。色んなこと教えてくれてありがとう」って。

あのドでかいオヤジが泣きそうになっててさ。
また一緒にカラオケしよう。ゲームもしよう。Shobhanaと仲良くね。


Zeiは近頃ハイハイのスピードも格段にアップし、僕の部屋のドアが少しでも開いているとハーイとか言いながらすぐに遊びに来てしまう。僕が初めて来た時はまだ生後半年足らずの赤ちゃんで、ほとんど動きもしなかったししゃべりもしなかったんだけどな。
こいつが自分で歩き始める瞬間を見れなかったのが残念。
まぁオヤジくらいでかくなったら、日本にでも遊びに来なさいな。


バス停から家までの徒歩40分の道を車から眺める。天気のいい日、音楽聴きながらこの道を1人でぶらぶら歩くの大好きだったなぁ。こんなとこ歩く人なんてだーれもいないから、よく大声で歌ったり叫んだりしてた。
バスに遅れそうになって、サンダル脱いで走ったのもなつかしい。


あれー最近涙もろいなぁ。おっかしいなぁ。。


いい思い出をたくさんありがとう。
またいつか戻ってくるね。

zei

日本に帰るので、登録していたクラスを落としに教授の元へ。

経済学。
前期もお世話になった人で、すごくおもしろい教授。日本でもがんばってねって。固い握手を。今期は教室も小さいし、かなり生徒間の距離も縮まって、雰囲気の良い授業になるんだろうなぁと思っていたので、残念。お世話になりましたー。

今日は会えなかったけど、経済学で知り合った仲良しのYuli(from Russia)ともお別れ。たくさん議論したよね、ありがとう。そして奥さんと子供さんと食事食べに行けなくてごめんなさい。いつか訪ねに行きますね。僕のあげた電卓、大事に使ってくれよー。


体育。
いかにも深夜のトレーニング用品の通販の番組に出てきそうな筋肉モリモリの女教師。
顔まで筋肉で覆われているので、歳は不明。

彼女は心まで筋肉で覆われていたようで、僕が日本に帰ると言っても、表情も変えずに紙にサイン。以上。

通販番組であなたを見れる日を楽しみにしておきます。


学校を歩いていて友達に会うたびに悲しくなってきちゃいました。
だって数分に1回は誰かしらに会うんだもん。
帰るっていったらみんなそりゃ驚くよな。。。

まぁ夏休みみたいなもんだ、きっと。

日本に帰ります。
シアトルには戻りません。次は南米か。アフリカか。

のんびりとビーチで寝てました。他には特に何もしてません。
すきゅ〜ばだいびんぐとか高そうな響きのするものには手を出しませんでした。リラックス旅行。
こういう旅行は何気に僕はしたことが無かったので新鮮でした。

実際の日にちのところにアップ。あんまり書くこと無いなぁ。何時にどこ行ったとかそういうのはToshが書くだろうし。よろしく、Tosh。

日焼けのし過ぎで体中真っ赤。顔なんて皮が剥けまくってて、ruinって言われたからね、ひどいもんです。

東京の友達にはおなじみだと思いますが、例年通り今年もほぼ同時期に夏バージョンになりました。真っ黒。今年は山の仕事もしないくせにね。

マイアミビーチへ。

1日目に表を焼いたので、今日は裏(背中)。
30分で十分。真っ赤になる。両面焼き成功。

空港へ。飛行機内ではあまりの日焼けの痛さで眠れず。痛すぎて本当は服も着たくない。

ジュースの氷を日焼けの箇所に当てて、「あん」とか悶えてみる。
隣のToshに無視される。
もう一回言って見る。
また無視される。

より痛みがひどくなった。

それにしてもなんというリラックスした旅だったろうか。特にこれといって金も使わず、ただビーチで寝てただけ。こういう旅行もたまにはいいなぁ。
ビーチ2ビーチ

マイアミに帰る。

やはり南国の家は薄ピンク。メキシコでもインドでもこの色はかなり見た。フロリダ モーテル

ビーチで寝転がっていると、土砂降りが。
全身びしょ濡れになりながらバス停まで。でも楽しかった。

深夜。またぶつぶつ寝言を言ってたようで。
申し訳ない。



キーウェストへ。
グレイハウンドバスで4時間。幾つもの島を渡っていく。素晴らしい景色。

だが非常に暑い。

昨日の日焼けがものすごいことになっている。というか火傷。

店で日焼け止めを買おうとするが、店のおばさんに「あんた、手遅れ」と言われる。

確かに。代わりにローションを購入。

ユースホステル着。
自転車を借りてサイクリング。アメリカ最南端(写真)に行く。どうせ数ヵ月後にはもっと南に(南米)に行くから結構どうでもいい。
アメリカ最南端






ビーチへ。
入場料$1.5払う。よほどきれいなビーチなのだろうと期待する。

よほどキレイだった。

しかし泳ぐためのビーチではなく見るためのビーチ。人は大変少なく静か。
男だけで来た事に激しく後悔するが、有意義なトークをする。

せっかくフロリダまで来たのでシーフードを食べに行く。ケチ2人が久しぶりに豪勢に金を使う。旨かった、よ。

貧乏人は何を食べても旨いと言う。



マイアミ国際空港到着。

ホテルに電話。早速訛りのきつい英語に苦戦する。

フロリダはヒスパニック系住民が大半を占めるため英語よりスペイン語のほうが主流である。言語だけでなく住民の外見ももちろん相当異なるため、違う国に来たような感覚に陥る。
シアトルとフロリダといえばアメリカの端から端なのであるから当然ではあるが。

歴史的に見てもアメリカという国は黒人と白人の国というイメージがあるが、今や黒人の人口を抜いたと言われているヒスパニック系住民の政治・経済に与える影響は相当強大なものになっている。

現在スペイン語はすでにアメリカにおいて外国語としての認識はないらしい。実際フロリダにおいてはかなりの人が英語とスペイン語両方を話すことができ、街中を歩いていると、スペイン語が第一言語である人の方が多いのではないかと感じるくらいであった。

様々な看板では英語とともにスペイン語が併記されており、時にスペイン語でしか書かれていないものも多く見受けられてた。
たとえば、バス料金の値上がりのお知らせ。英語は題名だけで、その他説明は全てスペイン語。
大学で三年間スペイン語を勉強したはずなのだが、なぜか全て忘れている。単語1個も思い出せない。しかし成績表にはAと書いてある。。。

ホテルにチェックイン後、ビーチへ。水色。きれい。人は少ない。
ほとんど僕ら2人で占有しているようなもんだ。

泳ぐ。
4年前にエーゲ海で泳いで以来、人生2度目の海水浴。(ちなみに水泳は得意)

ビーチで寝る。

2時間後起きる。Toshは未だに泳ぎ続けている。

体(片面のみ)と顔が真っ赤に。すげーいて。

フロリダに行ってきます。

週は期末試験があり、忙しすぎてblogの更新が途絶えていました。

いやー今期の4つのクラス(マクロ経済学・微積・エッセイ・ピアノ)は本当に忙しかった。来期はもっと楽な授業を取ろうっと。


木曜日のピアノの最終試験。
クラスメートの前で一曲を暗記して弾くというのが最終試験。まぁ発表会ってやつですね。

発表会が始まる前に教師が言っていたことに同感。というか、常に僕が昔から心がけていることと同じでびっくり。


「どうせ人前に立って演奏するならば、たとえ下手くそでも自信を持った振りをして堂々とやりなさい」


大学時代に所属していたバンドでも演奏会ごとに周りの後輩達に同じことを言い続け、そして自分自ら実践していました。

一見当たり前のことのようですが、これが実際にはなかなかできない。

僕にとっては、緊張してガタガタ震えるより、開き直った方がよっぽど楽だと思うのですが。

だって、下手くそなのをごまかせるじゃん!
正直、お客の大半は、演奏が下手か上手いかなんて分からねーし。
大体、感動する演奏なんて誰も期待してないって。

たとえある人が、僕の次の演奏者のパフォーマンスを見るために会場に来ていたとしても、
その瞬間は、その人は僕の目の前にいて、僕の演奏を見るために人生の大切な時間を費やしている。

紛れも無く僕のためにその人はそこにいる。
楽しんでもらわなきゃ。

プロだったら下手くそでもごまかすなんてダメダメでしょ。
でも、僕はプロじゃないもん。たとえギャグみたいになっちゃっても、来ている人がおもしろかったなら、それが一番僕を満足させる。

そんで、僕が満足なら全部おっけー。全部はっぴー。


今まで何十回、何百回?と人前で演奏してきましたが、何回やっても小心者の僕には慣れないもの。今回もやはり緊張しました。

そんな時にオーバーアクション!緊張も吹っ飛びますね。

Toshとlyubaにはemotionalだねぇと言われましたが、下手くそなくせに格好だけプロっぽく弾いていてダサいという意見ももちろんあるでしょう。

気にしないね。ひとまず、つまらなそうに下向いて弾くくらいなら、そうやって馬鹿にされる方が注目される価値はあったということだし。

どこをミスしたとか、自分の表現したいことが本番にできなかった、なんてことは後で自分の家に帰ってからメソメソ反省すりゃいいこと。
自分が主役である以上、ナルシストになってやれる限りやりゃいいんだって。
そうすりゃ、いつかパフォーマンスだけじゃなくてスキルも付いてくるって。

これは音楽だけじゃなくて、人前に立つ全てのことにおいて常に忘れずにいたいものです。


ま、何はともあれ、ピアノ、かなり上達しました。
3ヵ月前はCの音がどの場所かも分からなかったのですが、週5日欠かさず2時間以上ピアノ部屋にこもって練習し続けた成果ですね。

同じくらい真剣に英語の勉強をしろって?
確かに。

昨年バンクーバーにいた時に、今回教師が言っていたのと全く同じ内容のプレゼンテーションをしたのですが、誰にも通じてなかったような気が。。
自分の英語力の乏しさが悲しい。

先日(6/1)の話の余談。

シンガポールエアラインにはエコノミー席であっても各座席にテレビとファミコンが付いていることがあります。

大学2年の時に5週間トルコなど東欧を旅行した際に、ローマから日本に帰ってくる機内で狂ったようにスーパーマリオ3をやっていたのを思い出しました。

そう、あの名作ファミコンソフトです。
キノコを食べるとでっかくなるオヤジが、栗を踏みつけたり、土管に隠れてみたり、時には火を吐いたりしながら亀に拉致された愛人を助けに行くっていう感じのシナリオ。


フライト時間は10時間ぐらいだったでしょうか。
一睡もせず、時に1人でうめきながら、食事の時間さえも休憩せずにただひたすらゲームに没頭していました。(当然トイレへはBダッシュ)

周りの人に気違いだと思われてる自分がたまらない瞬間ってありますよね。
まさにそれ。


やっとこさ最終面のクッパの砦にたどり着いた時、飛行機が着陸体勢に入るところで、コントローラーを所定の場所に戻すように指示されましたが、スチュワーデスの目を盗んでゲーム続行。

しかしそんな努力も報われず、クッパの顔を見る前に成田空港に到着。諦めきれない僕は飛行機から降りるように促されるまでプレイし続けました。

「頼むからあの憎っくきクッパを倒すまで待って!」
と充血した目で必死に訴えたにも関わらず、作り笑顔をしたスチュワーデスによってあっけなくコントローラーは取り上げられてしまいました。

あの時は本当に飛行機から降りたくなかった。。もう少しでクリアというところまで来ていたのに。。。


死ぬまでこんなバカをやり続けていたいものです。



今週からルームメイトが来るとのことで、家の整理をオヤジと一緒に始めました。

僕の部屋もルームメイトの部屋も8畳くらいのサイズなのですが、なぜか両方ともベッドはクィーンサイズ。初めて来た時は驚きました。だって、部屋のほとんどはベッド。。なんとか机を置くと、もう歩くところがありません。

まぁベッドが大きいのは寝心地が良いので文句は言えないのですが、
問題はルームメイトの荷物の量。半端じゃなくて。。
絶対に部屋に入りきらないと思います。

軽く例を挙げると、

PS2、ゲームキューブ、異常な量の衣服と食料、
自分専用のTV、DVD、枕、布団、
自分専用の大量のトイレットペーパー(トイレが何よりも大好きらしい)
お風呂の泡発生器(通販購入か?)
トランポリン(超邪魔) 
などなど。。

さすがにいくつかは持ってくるのを断念したようですが、留学生のくせになんでこんなに荷物があるんだろうと疑問(特にでかいトランポリン・何のため?)

どうみても部屋に入りきらないので、プリンターなど共有で使えそうなものは僕の部屋に収容することに。

僕なんてスーツケース1個とザック1個だけなのになぁ。


重い荷物を運んだり、共同作業をしているうちにオヤジとさらに仲良くなりました。ここに来て半年。最近特に仲良くなった気がします。

まぁ会話の9割は下ネタなのですが。。
男達ってのはこういうくだらない話題で急速に仲良くなったりするもんです。

George Michael 「I Can't Make You Love Me」

ラジオから流れてきてふと懐かしさを感じました。
ちょっと昔を思い出して涙しちゃったりして。


実はこの曲、Bonnie Raittの1991年のアルバム、「Luck of the Draw」からのカバー。今までずっとカバーの方をオリジナルだと思い込んでいました。
Bonnie Raittにも興味が湧いたので即座にアマゾンにてLive盤を注文。


それにしても、シングルでもなんでもないこの曲を取り上げたGeorge Michaelの選曲センスに脱帽。

浪人生の頃、彼のベスト盤は僕の宝物でした。
歌詞なんか何も聞き取れなかったくせに、なぜか毎日聞いていました。

このアルバムを聴くと浪人の頃の色々な出来事が思い出されます。

毎日10時間を越える勉強の日々、片想いで終わったあの子のこと、授業をサボって山登りに行って滑落して頭から出血したこと。(そして親には机の角に頭ぶつけて出血したって言い訳したこと)


あの頃は本当に色々がんばってたなぁ。

26枚。火曜まで。後2日。
無理でしょ。ふざけんな。

しかし諦めるのもむかつくのでやるしかない。
根性あるのみ。

授業後、シアトルダウンタウンへ。

めがねを作りにめがね屋に行くが、日本と違って医者が店にいるということはなく、先に眼科に行って視力を測ってからじゃないとダメとのこと。

ガトーショコラを作ろうと思っていたので薄力粉を買いに宇和島屋へ行ったのだが、度忘れし、しかもなぜか食べたくもないキムチのビンを購入。

紀伊国屋でスペイン語の単語帳を買う。8月予定のメキシコ旅行前に単語くらいは頭に叩き込んでおかねば。


スペースニードル近くの回転寿司屋に行く。
日本と同じで、お皿の色でそのネタの値段が分かる。さらに各皿の表面には親切なことに値段も書いてある。100・150・200・300と4種類。
いいね、分かりやすい。


え。ちょい待て。100? 単位はまさか$?

今のレートは$=\107のはず。この店は$=\100で計算しているのかな?
いやに円高ですな。

またはまさかここはボッタクリ寿司バーか?本当に1皿最低$100だったらどうしよう、どうりで受付のお姉さんが綺麗なわけだ、後できっとごっついお兄さんが出てきて「払うまで帰さねぇぞ、けけけ」とか言うのかな、、

なんて余計な心配をしながら(うそ)おなかいっぱい食べる。

$100皿で運ばれてくる枝豆には注意が必要。
塩のかかっていないただの枝豆が食品としてなんの価値も無いことに生まれて初めて気付く。ちなみにこの店には塩は置いていない。醤油で我慢。

家に帰る。

キムチの汁が漏れていた。

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